病理組織検査所見

 摘出された胃ESD検体は、全割して全て標本化した(切片1〜9)。粘膜から粘膜下層までが採られていた。

23〜12mmの隆起性病変がみられ、そこでは、粘膜から粘膜下層にかけて、線維芽細胞の増生、好酸球浸潤、

毛細血管の増生をみる。粘膜上皮には明らかな異型は認めない。 Inflammatory fibroid polyp の像。

愛知医大 病院病理部 教授  原   一夫 先生           

梶浦 典子 先生           

標本・写真作成  水野 義己 先生           

     
全割標本作製図                            ポリープの弱拡大像

    
粘膜上皮と粘膜下層部分の弱拡大像                   粘膜下層部分の中拡大像


粘膜下層部分の強拡大像  

  


粘膜上皮部分の弱拡大像


   
粘膜上皮部分の中拡大像                       粘膜上皮部分の強拡大像